介護職と一言で言っても、働き口はバラエティーに富んでいます。一般的な職場は、老人保健施設や有料老人ホームのような介護施設です。そして「入浴デイサービス」や「リハビリデイサービス」のような、高齢者の通所施設もあります。そして在宅で家族の介護を受けている人の自宅を訪問する、ホームヘルパーの仕事も介護職です。
これら介護施設では夜勤があり、通所施設では日勤だけのシフトがほとんどです。ホームヘルパーの場合は訪問先までの移動が必要になります。このように同じ介護の仕事でも働き方に違いがありますが、どのような職場を選ぶにしても転職するときに気をつけたいポイントは休日が十分に取れるかどうかが重要です。
求職票を読み比べてお給料が高いところをピックアップして面接を受け、その中の介護施設に就職してみたら、とても離職率が高い職場だったと後から気づく場合があります。待遇についての不満で多いのは休日が少ないことです。給料が高くても休日が少なすぎると体を休めることができず、体調を崩してしまう可能性があります。またストレスも溜まるため、精神を病んでしまう可能性もあります。
一般的に介護職も年間平均110日は休日を取れると言われていて、これなら週休2日の計算になります。しっかり休める職場を選ぶことで心も体も健康に過ごすことができるため、年間休日は忘れずにチェックすることがポイントです。また年間休日に注目する他にもしっかり休日を取れる職場の見つけ方はあるので、それらを実践して休める職場に応募するようにしましょう。